
キャプティブを活用してプロアクティブなリスクマネジメントを実現
当社では、リスクを自家保有する手段として、お客様によるキャプティブ保険会社の設立をご提案しています。
キャプティブは、お客様が加入されている損害保険の一部リスクを、元請保険会社から再保険の形で引き受けることにより運営されます。キャプティブは保険会社であるため、引き受けるリスクの総量に応じた支払い余力(マージン)を資本として保有する必要があります。リスクの総量や必要となるマージンの算出は、キャプティブを設立する場所(ドミサイル)が定める会計基準に従い、厳格に管理する必要があります。
キャプティブの健全な収支バランスを維持するためには、投入されるリスクの発生源であるお客様の事業において、損害事故の発生を抑制するための企業努力が不可欠です。キャプティブによるリスクの自家保有を通じて、お客様のリスクマネジメントの一層の強化が促され、事業全体のガバナンスが強化されることも期待されます。
キャプティブで引き受けたリスクを、再々保険マーケット(レトロセッション)へ移転することも可能です。日本など、付保規制の厳しい国内に所在するリスクについても、付保規制が比較的緩やかなドミサイルに所在するキャプティブを介して、グローバルマーケットからレトロ再保険を直接購入することで、競争力の高い、潤沢な保険キャパシティを確保することが可能となります。
当社では、キャプティブに投入すべきリスクのプロファイリング、設立方針の策定(ドミサイルの選定)、Feasibility Study(キャプティブの収益バランスのシミュレーション)の実施を通じて、お客様のキャプティブ設立に向けた意思決定をサポートします。また、キャプティブの設立、運営、現地での会計・監査まで、一連の手続きをサポートします。